NISA×米国株入門|新NISA2024で米国株を買う完全ガイド【初心者向け】

Kraven
Kraven(管理人)日本・米国株 10年以上 | 野村・楽天・SBIでIPO複数当選 | データドリブン投資

【非スポンサー記事】 本記事はいかなる証券会社からも広告・報酬を受けていない独立した情報記事です。掲載しているSBI証券・楽天証券は筆者が実際に利用している口座であり、実体験に基づく情報を提供しています。

この記事を読んでわかること

  • 新NISA(2024年〜)の制度概要と旧NISAとの違い
  • NISAで米国株を買う際の税メリット(具体的な金額イメージ)
  • SBI証券と楽天証券、米国株NISAでどちらを使うべきか
  • 口座開設から最初の購入まで、ステップ別のやり方

「NISAで米国株を買いたいけど、難しそう」と感じている方は多いのではないでしょうか。私が投資を始めた頃も同じでした。しかし実際にやってみると、操作自体は国内株と大差ないうえ、税制上の恩恵が大きく、長期投資との相性は抜群です。


新NISAの基本をおさらい

2024年1月から始まった新NISAは、旧制度から大幅に拡充されました。

項目 旧NISA(一般NISA) 新NISA(2024年〜)
年間投資枠 120万円 360万円(成長240万+つみたて120万)
非課税保有限度額 600万円 1,800万円
非課税期間 5年間 無期限
ロールオーバー 必要 不要
口座数 1人1口座 1人1口座(生涯持ち越し可)

最大のポイントは非課税期間が無期限になったことです。旧NISAは5年で期限が来て再投資を迫られていましたが、新NISAでは文字通り一生涯非課税で保有し続けられます。

2つの投資枠

年間上限 対象商品 米国株
成長投資枠 240万円 上場株式・ETF・投信(一部除く) ○ 購入可
つみたて投資枠 120万円 金融庁認定の長期積立向け投信のみ △ 米国株投信のみ

米国個別株やETFを買うなら成長投資枠を使います。eMAXIS Slim 米国株式のような投資信託は両枠で購入可能です。


NISAで米国株を買う税メリット

通常、株式の売却益・配当金には**約20.315%**の税金がかかります。NISAを活用すると、この税金がゼロになります。

具体的な節税額イメージ

ケース:100万円分の米国株をNISAで購入し、200万円に値上がりして売却

課税口座の場合 NISA口座の場合
利益100万円に20.315%課税 利益100万円に課税なし
税額:約20.3万円 税額:0円
手取り:約179.7万円 手取り:200万円

20年間の長期投資なら節税額はさらに大きくなります。1,800万円の非課税枠を活用し切れば、数百万円単位の節税効果が期待できます。

注意:米国株の配当には二重課税問題がある

米国株の配当金には**米国で10%、日本で約20%**の二重課税が発生します。NISA口座では日本側の課税は免除されますが、米国側の10%は免除されない点に注意が必要です。配当狙いの場合は確定申告による外国税額控除が課税口座の方が有利な場合もあります。


SBI証券 vs 楽天証券:米国株NISAはどちらが良いか

両社とも米国株NISAに対応していますが、使い勝手に差があります。

比較項目 SBI証券 楽天証券
米国株取扱銘柄数 約5,000銘柄 約4,800銘柄
米国株取引手数料 約定代金の0.495%(最低0ドル) 約定代金の0.495%(最低0ドル)
米国ETF定期買付 ○ 対応(無料) ○ 対応(無料)
ポイント付与 Vポイント/Pontaポイント 楽天ポイント
スマホアプリ SBI証券アプリ(やや複雑) iSPEED(使いやすい)
クレカ積立 三井住友カード(最大5%還元) 楽天カード(最大0.5〜1%還元)

初心者には楽天証券がおすすめ

楽天証券のiSPEEDは直感的で使いやすく、楽天経済圏ユーザーなら楽天ポイントの活用もできます。楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が0.1%になる点も魅力です。

投資効率を重視するならSBI証券

クレカ積立の還元率でSBIは最大5%(Oliveゴールド)と圧倒的。月10万円積み立てると年間6万円相当のポイントが得られます。また、IPOの取扱件数がNo.1なので、IPOにも挑戦したい方はSBIが有利です。


ステップ別:新NISAで米国株を買うまでの流れ

ステップ1:証券口座を開設する

SBI証券または楽天証券の公式サイトから申し込み。マイナンバーカードがあればオンラインで最短翌日開設できます。NISA口座も同時申し込みが可能です。

ステップ2:銀行から証券口座に入金する

ネットバンキングから振込み、または証券会社提携銀行から即時入金。楽天証券は楽天銀行、SBIはSBI銀行(旧住信SBI)を利用すると手数料無料・即時反映します。

ステップ3:NISA口座で購入する

  • 投資信託(積立)の場合: 毎月の積立設定をする。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ならつみたて投資枠・成長投資枠どちらでも購入可
  • 米国個別株・ETFの場合: 成長投資枠を使い、ティッカーシンボルで検索して注文

ステップ4:定期的に確認する(ただし触りすぎない)

月1回程度の確認で十分。長期投資の大敵は「下落時の狼狽売り」です。積立設定したら基本的に放置が正解です。


おすすめの米国株投資信託(NISA対応)

ファンド名 ベンチマーク 信託報酬 NISA対応
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500 0.09372% つみたて・成長両枠
SBI・V・S&P500インデックス S&P500 0.0938% つみたて・成長両枠
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) MSCI ACWI 0.05775% つみたて・成長両枠

まとめ

  • 新NISAは非課税期間が無期限・上限1,800万円に拡充され、長期投資に最適
  • 米国株は成長投資枠で購入可能。配当課税の二重課税には注意
  • 初心者は楽天証券、ポイント・IPO重視ならSBI証券を選ぶと良い
  • まずeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の積立設定から始めるのが最もシンプルで効果的

NISAは国が用意した非課税制度であり、長期的な資産形成を検討している多くの方にとって活用を検討する価値がある仕組みです。まず口座を開設し、少額でも積立を始めることが第一歩です。


投資はご自身の判断と責任で行ってください。この記事は情報提供を目的としており、特定の投資行動を推奨するものではありません。