証券口座の選び方2026年版|SBI・楽天・野村を10年以上使った正直な結論

Kraven
Kraven(管理人)日本・米国株 10年以上 | 野村・楽天・SBIでIPO複数当選 | データドリブン投資

【非スポンサー記事】 本記事はいかなる証券会社からも広告・報酬を受けていない独立した比較記事です。紹介しているSBI証券・楽天証券・野村証券はいずれも筆者が10年以上にわたり実際に口座を保有・使用している証券会社です。

この記事を読んでわかること

  • SBI証券・楽天証券・野村証券の三社を10年以上使ってわかったこと
  • 手数料・IPO・米国株・UIの実践的な比較
  • IPO当選の仕組みの違いと各社の特徴
  • 投資スタイル別のおすすめ証券会社

「どの証券会社を選べばいい?」は投資初心者が最初に悩む問いです。私はSBI証券・楽天証券・野村証券を10年以上使ってきました。それぞれに長所と短所があり、「これ一択」という答えはありません。ただ、投資スタイルによって明確に向き不向きがあるのも事実です。リアルな経験に基づいて解説します。


三社の基本スペック比較

項目 SBI証券 楽天証券 野村証券
口座数(2025年時点) 約1,300万口座 約1,200万口座 約550万口座
国内株手数料(現物) 無料 無料 対面:都度要確認 / ネット:有料
米国株手数料 0.495%(最低0ドル) 0.495%(最低0ドル) 0.495%(最低5,000円)
NISA対応 ○ 全枠対応 ○ 全枠対応 ○ 全枠対応
IPO取扱件数 業界最多水準(年70〜100件超) 年50〜70件 年50〜80件(独自案件多数)
クレカ積立 三井住友カード(最大5%) 楽天カード(最大1%) なし
ポイント Vポイント/Pontas 楽天ポイント なし

手数料:インターネット証券2社が圧倒的

国内株の現物取引手数料は、SBI・楽天ともに完全無料になりました(2023年〜)。日本株を売買するだけならどちらを選んでも手数料コストはゼロです。

野村証券はネット取引でも手数料がかかります。対面コース(店舗・担当者付き)ならさらに高く、100万円の売買で数千円〜1万円超の手数料が発生することもあります。ただし、その分のサービスと情報提供があるのも野村の強みです。

米国株手数料

SBI・楽天は同率0.495%(最低0ドル・最大22ドル)です。野村の「野村ネット&コール」経由でも同水準ですが、最低手数料が5,000円とかなり高く、少額の米国株購入には不向きです。

米国株を頻繁に売買するなら:SBI証券か楽天証券一択と言えます。


IPO:三社それぞれに異なる仕組みと特徴

IPO(新規公開株)への参加を考えるなら、各社の当選システムの違いを理解することが重要です。

SBI証券:ポイント制(チャレンジポイント)

落選するたびにチャレンジポイントが1ポイント貯まり、一定ポイントを使うと当選確率が上がる仕組みです。積み重ねれば次第に当たりやすくなります。

  • 強み: 取扱件数が業界最多。勝率が上がる仕組みがある
  • 弱み: 人気IPOは激戦。ポイントを使い切っても落選することも

私の経験:GOのIPO(東証グロース、2022年上場)はSBI証券のポイントを活用して当選。初値売りで利益を確定しました。

楽天証券:完全平等抽選

ポイントや資産残高は一切関係なく、純粋に抽選のみで当落が決まります。誰でも平等に参加できます。

  • 強み: 新規参加でも大口投資家でも同じ確率。公平性が高い
  • 弱み: 積み上げのシステムがないため、当選は運次第

私の経験:楽天証券ではSpaceX関連の国内IPO案件に応募し当選した経験があります。楽天証券は希にネット証券では珍しい話題案件を取り扱うことがあるため、見逃せません。

野村証券:資産残高重視+担当者裁量

野村は対面型証券会社であり、預かり資産の規模が配分に影響するとされています。長期顧客や資産が多い顧客が優遇される傾向があります。また担当者を通じた申し込みができる点も特徴です。

  • 強み: 野村主幹事案件(大型IPOに多い)に強い。独自ルートの案件がある
  • 弱み: 少額投資家には当選確率が低い傾向。対面コストがかかる

私の経験:野村証券では主幹事案件を中心に複数回当選しています。残高ベースの恩恵を感じており、ある程度の資産を預けると応募機会・当選率が上がる印象です。

IPO攻略の結論

投資家タイプ おすすめ証券会社
IPOを多く受けて実績を積みたい SBI証券(件数最多+ポイント制)
公平に参加したい・小口投資家 楽天証券(完全平等抽選)
大型主幹事案件・資産が多い 野村証券(残高優遇)
当選率を最大化したい 3社すべてに口座を持ち併願する

使いやすさ・UI/UX比較

SBI証券

旧来のインターフェースは複雑で初心者には難しいと言われていましたが、近年スマホアプリが改善されました。それでも機能が多すぎてやや迷いやすいです。

向いている人: 多機能を使いこなしたいパワーユーザー、取引頻度が高い人

楽天証券(iSPEED)

スマホアプリ「iSPEED」は直感的で使いやすく、初心者に最も優しい設計です。楽天銀行との連携(マネーブリッジ)もシームレス。

向いている人: 投資初心者、スマホ中心の運用、楽天経済圏ユーザー

野村証券

対面サービスの充実が最大の強み。担当者が付き、電話・対面での相談が可能です。ネット取引ツール(野村ネット&コール)も改善されていますが、UIはネット証券2社に比べると見劣りします。

向いている人: 対面相談を重視する人、大型資産を運用している人


筆者のリアルな使い分け

10年以上の経験から、現在私は以下のように使い分けています。

用途 使用証券会社 理由
インデックス積立(NISA) SBI証券 クレカ積立のポイント還元率が高い
米国個別株・ETF 楽天証券 iSPEEDが使いやすい
IPO申し込み(メイン) SBI証券 件数最多+ポイント制
IPO申し込み(サブ) 楽天証券 平等抽選で補完
IPO申し込み(大型案件) 野村証券 主幹事案件に強い

正直、3社全部に口座を持つのが最強です。口座維持費は無料なので、開設しておく損はありません。


証券会社選びのまとめ

優先したいこと 選ぶべき証券会社
コストを徹底的に下げたい SBIまたは楽天
初心者で使いやすさを重視 楽天証券
ポイントを最大限活用したい SBI証券(三井住友カード)
IPOをたくさん受けたい SBI証券
大型IPO・主幹事案件 野村証券
対面サポートが欲しい 野村証券
すべてを最大化したい 3社を目的別に使い分ける

証券口座は複数持っても維持コストはほぼゼロです。「どれか一社」に絞る必要はありません。投資スタイルに合わせて使い分けることで、手数料節約・IPO当選確率アップ・使いやすさの全てを手に入れることができます。

まず始めるなら楽天証券かSBI証券から。慣れてきたら野村証券を加えてIPOの幅を広げる、というステップが現実的です。


投資はご自身の判断と責任で行ってください。この記事は情報提供を目的としており、特定の投資行動を推奨するものではありません。